広域集客・高客単価を狙った戦略がヒット
「泊まれない旅館」がコンセプトの日帰り温泉です。
足元人口約2万人、30分以内競合店舗3件という厳しい条件の中、あえて入浴料を高めに設定。かつ滞在時間を延ばす工夫をすることで広域からの集客を狙う戦略としました。
結果、想定以上の集客となりその後2回にわたって増築、現在の姿となっています。
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新築工事(2004年)
岩盤浴他増築工事(2007年)
リニューアル工事(2015年)
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各業務内容は以下になります。
▼新築工事(2004年)
■計画概要：
開業時は収支上の収容人員を賄う施設規模が取れなかったため、できるだけ収容人員を延ばす設計上の工夫を随所に取り入れました。
例えば…
・浴槽深さ(一部を立ち湯とすることで収容人員増)、浴槽内背もたれ手すり設置、岩盤浴内座りゾーン、露天および外部デッキを充実させできるだけ外を楽しんでもらう仕掛けを作ることで建物面積を最小限に抑えていきました。
・施設全体を「回廊型」とすることでお客様を「回遊」させ、すべての施設を認識してもらうようにしました。
・露天風呂の利用を促すため、限られた湯量の中できるだけ広い面積の露天浴槽を作ることが求められたが、浴槽の深さにバリエーションを持たせることで、結果少ない湯量で「見た目大きく、湯量は少ない省エネ型の露風呂を実現した。
床面積：約400坪
■弊社業務：企画、基本設計、設計監修、トータルコーディネート（サイン、館内着）
■竣工日：2004/4
